オートサービスショー NACE

板金塗装業界にはいろんな意味で影響大な、世界最大級の工具ショーNACEです。

NACE 93 NACE 95 NACE 96

1990年代、2000年前半はワクワクするくらい楽しいNACEでしたが、
2008年、2009年とあまりにも貧弱になり、ショープライスでの即売も無くなりました。NACEは全米から中小企業の出店が多く、見てて面白い物がたくさんあります。
それをショープライスで売り切ります。その日でないと手に入らない物が一杯です。

この時は同日開催のSEMAショーにも寄って来ました。
こちらはNACEと反対にすごく盛況でした。
毎年見る機会はあったんですが別会場なので今まで行きませんでした。
今回は良い目の保養になりました。


NACE 09 NACE 09 NACE 09

SEMA 09 SEMA 09 SEMA 09

この時期に東京オートサービスショーも開催中止になったんでしたっけ?
アメリカも日本も不景気だったんですよね。

2012年には北京のオートサービスショーを見学しましたが、
規模的には、1992年のNACEと同じくらいです。会場も広く出品者も多数です。

変な物を販売してる出品者もいまして結構楽しかったです。
板金塗装機器としては、台式修正機と塗装ブースのオンパレード、

スプレーガンとハンドツールのコピー品のオンパレード。
まずまず予想どうりでした。

このサービスショーはホテルの宿泊代と食事代が中国政府の招待ということで
航空運賃と観光費のみで行く事が出来ました。

あまり告知されてなかったようで、日本人とは一人も会わず韓国人は大勢おりました。

リペアテックという業界紙には2~3ページ紹介されてましたよ。

2月開催という事でとんでもなく寒かったです。

水路から池から全て凍ってました。お土産にインフルエンザを貰ってきました。

北京空港で具合悪かったから間違いなくMade in Chinaでしょう。

4、5年たったらまた行ってみようと思ってます。


会場正門 ブース用ファン 懐かしコーレック

アメリカのボデーショップも多数見学しましたが、
大手と零細ではかなりの格差(設備、品質等)があります。

アメリカと日本の車の品質の違いはアメ車をあまり見ないのでわかりませんが
補修品質に限れば日本の業者の方が優れているかと思います。

ただアメリカ人の素晴らしい所は修理にしろ、塗装にしろ自分でやる文化が根づいてる所です。

サプライヤーに調色済みの塗料を買いに来るユーザーが非常に多いです。

貧富の差が結構ある国ですから、乗ってる車でなんとなくわかるような感じ。


ファンテインバレーボデーワークス レークサイドコリジョンセンター マーコスオートボデー


リンシッドメーソンとBASF

R-Mアルファクリル リンシッドメーソン R-Mウノ

画像はアクリルラッカーのアルファクリルと現在のハイソリッドのウノです。
アクリルラッカーを使ってたぺインターの方には懐かしいかと。

物置整理で出てきましたが、30年も前のです。

現在のBASFではなくアメリカのリンシッドメーソン社のものですね。

現在のR-Mは社名ではなくなってしまいましたがグラスリッドとならんで
BASF社のブランド塗料になってます。

弊社でバイク、サイクル、旧車、小物の塗装はソリッドカラーが非常に多いです。
クリヤー無しのワンコート塗装が多いのですが、ウノは信頼に足る塗料です。

現在一番好きな塗料です。 Made in France

NACEオートサービスショー 

93NACE会場 フェアモントホテル BASFパーティ会場

カナダのボデーショップオーナー

1993年のNACEです。

正門と受付、宿泊はフェアモントホテル、BASFの招待パーティ(前夜祭)
カナダのボデーショップオーナー。

NACEでは毎回前夜祭がありまして、BASF,PPG,DUPON等の各社主催のパーティです。
もちろんNACEサービスショーもパーティも事前登録制です。

サービスショーは有料で、10ドルか15ドルだったかと思います。
パーティはユーザー登録すれば無料だったんですが、
2000年位?時期は忘れましたが有料になりました。

15ドル位だったと記憶してます。

95NACE BASFパーティ会場 歓迎チアガール

歓迎チアガール 仮装プリンセス 会場内テーブル席

バイキング料理 バンド生演奏 バンド生演奏

プレスリーそっくりさん

1995年のNACEです。

こちらの画像もBASFの前夜祭パーティです。
会場入り口、チアガールの入場、多数の仮装した方のパレード、テーブル席、
バイキングの料理に並ぶ人々、バンドの演奏、プレスリーのそっくりさん。

1995年はニューオリンズで開催でしたが、このイベントが一番記憶にあります。

肝心のショーの画像があまりありませんが、
この時期はカメラを向けただけで注意される事が多々ありまして、
断り入れてから撮るような感じでしたので、あまり撮ってません。

模倣されるという警戒心みたいなのがあったようです。
それだけ発想がすごい道具が結構有りました。

北京のショーでも写真撮って注意されました。

何年も前に日本でちょっとヒットしたけど
そのまま消えたような道具をなつかしく撮っただけなんですが。

NACEコンベンションセンター コンベンションセンター前広場 シャトルバス入場

広大な会場です シャトルバス乗り場 PPGブース

PPGブース R-Mブース

1996年のNACEです。

この年はフロリダのオーランドで開催でした。
会場もすごく広くロケーションも最高でした。

画像はシャトルバスの乗り場で10番位まであります。
NACEは会場からホテルまで無料のシャトルバスが往来してます。

その都市のホテル全てドアツウドアで送迎してくれます。
自分が宿泊しているホテルのシャトルバスの番号さえ覚えていれば
遅れて行くのも先に帰るのも可能です。
NACEのレジストレーションをぶら下げておかなくてはなりませんが。

会場の画像はPPGのブースとR-Mのブースです。
いつのショーも塗料の部ではPPGが一番混んでます。
知り合いのサプライヤーもアメリカではPPGが一番とか。
前夜祭もPPGのパーティが一番多人数で豪華です。

R-Mのブースにはナスカーの現役レーサーがポスターにサインして配ってます。
記念写真もにこやかに。毎回このサービスはありました。

他にデュポンも同様にありましたよ。

NACE 2009 

NACE会場 NACE会場 デュポン、スタンドックスブース

カロライナーブース インフィニティ スポットルⅡ

空きブースにマッサージ椅子 空きブースにBMWミニ 空きブースにレーシングカー

閑散としてます ここも空きブース 往年の賑やかさは?

2009年のNACEショーです。

結構閑散としてるのがわかるかと思います。

スポット剥がしのSpotleもⅡになり出品されてます。
この業者は皆勤賞です。何時の年だったか忘れましたがSpotleを出店して
ショープライスで直売しててすごく揉めた事が記憶にあり懐かしいです。
こちらがあちらの半額位で売ってました。
あちらの女性とこちらの女性が聞いた事が無いような(早口)で
喧嘩にしか見えないような口論でした。

マッサージ椅子、Miniカントリー、フォーミュラーカーが堂々と展示されたり、
空いてるブースが有るなんて事は1990年代では無かった事です。